2018年06月02日
ゲンジボタル
そこは暗く、遠くからそのあたりを見ても
目印となるようなものはない
上垂木を目指す・・・ 真っ暗な道 ・・・
数本ずつ幟がはためいている
ヘッドライトにほたるの里の文字が浮かぶ
地元の方たちが、無料駐車場に誘導してくれる。
車を止めると、道路に出て歩道を東へ
道を渡り50mくらい川の方へ・・・人の声がする
それほど広くない川沿いに桜の並木がある
春には、花が人を呼ぶ。今は、真っ暗 ・・・
それでも舗装されている道沿いに沢山の人
家族連れや、カップル、車椅子や、乳母車・・・
安全のため細いロープが張られていて、
皆ゆっくり歩いている
不意に目の前まで来て光る蛍に
子供たちが喜んでいる
場所を決め、座っている人も多い
三脚を置いて、カメラを回し続ける人も・・・
川に向かって真っすぐ座るより
斜めに座って眺めるのが楽しむコツらしい
草むらからいくつか光が飛び散る。数秒光り、消える。
飛びながら数秒光り、消える。予想は出来ない。
川面にも、草の中にも、向こう岸にも、木々の中にも
光はあって、消える・・・ ふわ~っと光り・・・ 消える
蛍が見られるのは、川沿いの150mくらい。
人のいないところまで行って、ロープの間際に座った。
ただ眺めた・・・ 月もなく曇り空 ・・・ だからよかった
時を忘れて小一時間も見ていただろうか・・・
何も考えずに ・・・ いつまでもそうしていたかった
冷えてくると蛍も飛ばなくなるという。
ゆっくり立ち上がり、戻ることにした。
道端で花の苗が売られていた。
ジャガイモの袋詰めも安い ・・・ お茶の接待も・・・
木製の大きな募金箱もあった。
ほたるを守る会のささやかな資金となる。
葉書に住所と名前を書いておくと、来年
見ごろになると、送ってくれるという。
花の苗を二種類選んだ・・・ 明日、庭に植えよう。
地元の方が近くにみえて、コレあげるよ・・・ と
手に、光る蛍をのせてくださった・・・
花を売っていたお姉さんが見せて!と近くに来て、
メスだったら欲しいやぁ・・・卵がとれるかもしれん
といった。オジサンが 裏にしてみない と
小さな懐中電灯で確認した。メスだ!
・・・ メスも光るんだね ・・・
はい!どうぞ・・・ と 女性の手に渡した。
ほたるの寿命は二週間くらいで
その間に五百も卵を産むとか ・・・ 幼虫になっから
野菜くずやカワニナという小さな貝など食べさせて
無事に大きくなれば、また綺麗な川に放つとか
来年も来よう ・・・ その光たちに会いに ・・・
静かな音楽を聴きながら帰って来た
そんな夜もいい・・・
上垂木の方たちに感謝
目印となるようなものはない
上垂木を目指す・・・ 真っ暗な道 ・・・
数本ずつ幟がはためいている
ヘッドライトにほたるの里の文字が浮かぶ
地元の方たちが、無料駐車場に誘導してくれる。
車を止めると、道路に出て歩道を東へ
道を渡り50mくらい川の方へ・・・人の声がする
それほど広くない川沿いに桜の並木がある
春には、花が人を呼ぶ。今は、真っ暗 ・・・
それでも舗装されている道沿いに沢山の人
家族連れや、カップル、車椅子や、乳母車・・・
安全のため細いロープが張られていて、
皆ゆっくり歩いている
不意に目の前まで来て光る蛍に
子供たちが喜んでいる
場所を決め、座っている人も多い
三脚を置いて、カメラを回し続ける人も・・・
川に向かって真っすぐ座るより
斜めに座って眺めるのが楽しむコツらしい
草むらからいくつか光が飛び散る。数秒光り、消える。
飛びながら数秒光り、消える。予想は出来ない。
川面にも、草の中にも、向こう岸にも、木々の中にも
光はあって、消える・・・ ふわ~っと光り・・・ 消える
蛍が見られるのは、川沿いの150mくらい。
人のいないところまで行って、ロープの間際に座った。
ただ眺めた・・・ 月もなく曇り空 ・・・ だからよかった
時を忘れて小一時間も見ていただろうか・・・
何も考えずに ・・・ いつまでもそうしていたかった
冷えてくると蛍も飛ばなくなるという。
ゆっくり立ち上がり、戻ることにした。
道端で花の苗が売られていた。
ジャガイモの袋詰めも安い ・・・ お茶の接待も・・・
木製の大きな募金箱もあった。
ほたるを守る会のささやかな資金となる。
葉書に住所と名前を書いておくと、来年
見ごろになると、送ってくれるという。
花の苗を二種類選んだ・・・ 明日、庭に植えよう。
地元の方が近くにみえて、コレあげるよ・・・ と
手に、光る蛍をのせてくださった・・・
花を売っていたお姉さんが見せて!と近くに来て、
メスだったら欲しいやぁ・・・卵がとれるかもしれん
といった。オジサンが 裏にしてみない と
小さな懐中電灯で確認した。メスだ!
・・・ メスも光るんだね ・・・
はい!どうぞ・・・ と 女性の手に渡した。
ほたるの寿命は二週間くらいで
その間に五百も卵を産むとか ・・・ 幼虫になっから
野菜くずやカワニナという小さな貝など食べさせて
無事に大きくなれば、また綺麗な川に放つとか
来年も来よう ・・・ その光たちに会いに ・・・
静かな音楽を聴きながら帰って来た
そんな夜もいい・・・
上垂木の方たちに感謝
Posted by 森のブリコ at05:12