画像一覧 2009年01月15日
あの日から③
同じテントの父親らしき人が、
結婚式は、三月の予定だったと云っていた。
たぶん、友人も沢山招待していた。
みんな被災したに違いない。そして、そのまま、
神戸を離れルしかなかった人も多かっただろう。
幼いころから夢見てた その日を手紙で知らせたら
私も幸せ見つけると 祝ってくれた友達も
壊れた家で傷ついた 明るかった笑顔まで
遠い町へと旅立った あなたは何処へいったのですか
沢山のボランティアが、神戸に入った。
避難所になっているグランドには、子供たちの声が。
人々は、懸命に 立ち上がろうとしていた。
冷たい雨が、雪にかわる うつむいたままの私の肩に
見知らぬ人が そっと上着をかけて黙って去ってゆく
ふりむけば春を待つ 小さなつぼみ水仙の花
明日を信じて子供が走る 私も生きているのですね
私も生きているのですね
これから生きていくのですね
あの若い女性が、歩き出せる日が
来るように祈りを込めた。
そして、なんども歌いながら
折れ線グラフのような線を書いて、
メロディを完成させた。
震災から数週間後のことだった。
結婚式は、三月の予定だったと云っていた。
たぶん、友人も沢山招待していた。
みんな被災したに違いない。そして、そのまま、
神戸を離れルしかなかった人も多かっただろう。
幼いころから夢見てた その日を手紙で知らせたら
私も幸せ見つけると 祝ってくれた友達も
壊れた家で傷ついた 明るかった笑顔まで
遠い町へと旅立った あなたは何処へいったのですか
沢山のボランティアが、神戸に入った。
避難所になっているグランドには、子供たちの声が。
人々は、懸命に 立ち上がろうとしていた。
冷たい雨が、雪にかわる うつむいたままの私の肩に
見知らぬ人が そっと上着をかけて黙って去ってゆく
ふりむけば春を待つ 小さなつぼみ水仙の花
明日を信じて子供が走る 私も生きているのですね
私も生きているのですね
これから生きていくのですね
あの若い女性が、歩き出せる日が
来るように祈りを込めた。
そして、なんども歌いながら
折れ線グラフのような線を書いて、
メロディを完成させた。
震災から数週間後のことだった。
私の作る手芸品を、いつも見てくれる友人がいた。
「今度は、歌を作ったの。」と アカペラで
聞いてもらうと、彼女は、涙ぐみながら
「これに伴奏つけて、私に頂戴！
家族にも、友達にも聞かせたいから…」と云った。
私もそう出来たらいいと思った。
けれど、私はちゃんと音符も書けないし
ピアノも弾けない。
誰かに助けてもらうしかなかった。
近くに音楽の先生が住んで見えることを思い出して、
「歌を作ったのですが、音符にしていただけませんか？」
とお願いした。快く受けてくださり、すぐ録音の用意をして
「じゃあ、歌ってください！」と云われた。
私は、一番と四番を歌って帰ってきた。
後日、
「忙しくて、メロディ譜だけで申し訳ない。
伴奏もつくってあげたかったけれど…。」
とメロディ譜を渡された。深く感謝した。
友人にピアノの先生を紹介してもらい、
伴奏譜を作ってもらった。
「アレンジは、初めての経験だから
弾いて下さる方が良いよう変えてください。」
と云われた。本当に感謝した。
小三の次男の、音楽の先生にお願いして、
楽譜をシンプルにしていただいた。
そして、録音当日の伴奏も引き受けてもらった。
小さなスタジオで、歌は、結局
自分で歌うことになった。
長男の中学の音楽の先生には、キーボードで・・・
最後に祈りの鐘の音を入れてくださった。
つづく
「今度は、歌を作ったの。」と アカペラで
聞いてもらうと、彼女は、涙ぐみながら
「これに伴奏つけて、私に頂戴！
家族にも、友達にも聞かせたいから…」と云った。
私もそう出来たらいいと思った。
けれど、私はちゃんと音符も書けないし
ピアノも弾けない。
誰かに助けてもらうしかなかった。
近くに音楽の先生が住んで見えることを思い出して、
「歌を作ったのですが、音符にしていただけませんか？」
とお願いした。快く受けてくださり、すぐ録音の用意をして
「じゃあ、歌ってください！」と云われた。
私は、一番と四番を歌って帰ってきた。
後日、
「忙しくて、メロディ譜だけで申し訳ない。
伴奏もつくってあげたかったけれど…。」
とメロディ譜を渡された。深く感謝した。
友人にピアノの先生を紹介してもらい、
伴奏譜を作ってもらった。
「アレンジは、初めての経験だから
弾いて下さる方が良いよう変えてください。」
と云われた。本当に感謝した。
小三の次男の、音楽の先生にお願いして、
楽譜をシンプルにしていただいた。
そして、録音当日の伴奏も引き受けてもらった。
小さなスタジオで、歌は、結局
自分で歌うことになった。
長男の中学の音楽の先生には、キーボードで・・・
最後に祈りの鐘の音を入れてくださった。
つづく
Posted by 森のブリコ at08:38
